以前の記事でスーパーエルニーニョについてご紹介しましたが、今年の夏は例年と違い、より一層厳しい暑さが続いています。WMO(世界気象機関)は今年の7月が観測史上一番暑い月となる可能性が「極めて高い」と発表。
グテーレス国連事務総長も「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が来た」と警告しました。
しかし個人の熱中症の危険度は体を見ていても分かりません。
eメットでほんとに「見える化」はできるのか
実際の現場状況と作業者熱中症リスクをeメットでモニタリングする事が出来ます。
どう対策したって暑い8月、eメットで現場の状態がどれだけ「見える化」出来ているのか。
今回は実際に現場で取得したデータを元に解説していきます。
eメットで取れるデータってどういうもの?
クラウドサーバーを利用するeメットIoTモデルは、専用の管理画面から個人のデイリーレポートが出力でき、カラダ暑さ指標の確認ができます。
※Me-mamoは対応しておりませんのでご了承ください。
縦軸が「からだ暑さ指標」(個々の熱中症の危険度)、横軸が時間になります。
炎天下で作業をすることで熱中症危険度が上がっていきます。
グラフを見ていただくと3か所下がっているのがわかりますね。
これは休憩を取ったことにより熱中症危険度が下がり、カラダ暑さ指標が下がったからです。
また、eメットアプリのアンケート機能を活用する事で作業者の睡眠や体調など簡単な体調管理も可能です。
現場で手書きで対応していた体調管理がeメットで取得・集約することが出来ます。
より詳しくデータを分析するには…(別途有料コンテンツ)
また先ほどのデイリーレポートとは別に、取得したデータでより詳しい現場の状況と熱中症リスクを分析する事が出来ます。
上記はeメットで取得したデータを取り出し、加工したものになります。赤丸で囲った部分はそれぞれの数値が下がっており、休憩を取ったことが予測できます。また休憩を取ることで、熱中症の危険値を示す「カラダ暑さ指標」の上昇度合いが下がる、または緩やかになっていることが見て取れます。
休憩を取ることで、熱中症の危険値に到達するまでの間隔を伸ばすことが出来、仕事中に熱中症にならずに作業を終えることが出来るようになります。上記のグラフの作業者も、もともとは1日2回の休憩で作業をしており、熱中症の様な症状が出ていました。
eメットを着用する事でデータを「見える化」し、熱中症の危険性を抑えることが出来ました。実際にeメットを運用頂くと上記のような直のデータを別途オプションプランで開示、また環境改善のご提案をさせて頂きます。
このような活用例は他にも様々ありますので、ご興味がございましたら是非お問合せください。
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様々な対策をとっていても熱中症を発症する危険があります。
「のどが渇いたと思った時にはもう熱中症になりかけていて遅い」と言いますが 主観的な判断でとても難しいです。
そこでわたし達が提案したいのは「eメット」。
「eメット」はヘルメットにセンサーを取り付けるだけで外気温と温度、作業者のひたい温度を測定。
客観的に熱中症の危険度を割り出し、危険値を超えるとアラーム発報で作業者へ伝えます。
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