熱中症アイテム紹介

ヘルメットをかぶっていても快適に。はたらく現場の熱中症対策のポイントとは?

3月31日、東京都心で28℃超えを記録し、3月としては観測から約140年間で最も暑い日となりました。暑さに慣れていない時期での急激な気温上昇は体がこたえます。

これから暑い季節を迎えますが、熱がこもりやすいヘルメットをかぶってはたらく皆さんは熱中症の不安が高まるのではないでしょうか。

 

今回はヘルメットをかぶっていても快適になる、熱中症対策のポイントを紹介します。

ポイント1:ヘルメットの選び方

市場では様々なヘルメットが販売されていて選ぶのも大変ですよね。

熱中症対策を考えて次のタイプを選んでみましょう。

通気孔付タイプを選ぶ

通気孔があいたヘルメットは内部を風が抜け温度や湿度が下がったり、気化熱で冷やすことができて快適性がアップします。

しかし、高電圧機器を扱う作業現場では絶縁性能が必要で、通気孔から電気が流れてしまいます。絶縁用保護具の着用が必要な作業現場では使用できないので注意が必要です。

tuukikou helmet

通気孔付タイプヘルメット

遮熱タイプを選ぶ

遮熱タイプは直射日光を反射し、従来のヘルメットと比べ内部の温度上昇を抑えることが期待でき、快適性がアップします。

こちらのタイプは通気孔付、通気孔無しの2種類があるので現場環境に合わせて選びましょう。

syanetu helmet1

通気孔無しタイプ

PC-750R型

syanetu helmet2

通気孔付タイプ

SS-800シリーズ

ポイント2:熱中症対策アイテムをプラスする

次に熱中症対策アイテムをプラスして現場での快適性を上げましょう。

ヘルメットをかぶっていても使えるアイテムを2点紹介します。

アイテム1:インナーを着用する

ヘルメット内部は高温になるため汗をたくさんかきますよね。汗がたれてきて目に入ったり顔についたりして不快な気持ちになることも。ヘルメットをかぶる前に着用するインナーやヘッドバンドに取り付けるインナーを使用すれば、インナーが汗を吸水するので目に入ったり顔につくのを防ぎ快適性がアップします。

inner dryhead series

アイテム2:送風機をつける

ファン付作業服が暑熱現場でよく使われていますが、ヘルメットにも送風機がついたら涼しいですよね。そんなヘルメット用の送風機を販売しているメーカーががあります。ヘルメットへ取り付けるため重さを感じるかもしれませんが、ヘルメット内部へ風を送り気化熱で冷やすことができます。

涼しい部屋での休憩をしよう

熱中症対策を紹介してきましたが、対策だけでなく休憩も大事なポイントです。

暑熱環境で作業をしていると体の深部体温が上昇し熱中症リスクが高まっていきます。気温が高い場所で休憩をしても深部体温を下げることができず、熱中症リスクは低下しません。クーラーが効いた涼しい部屋で休憩し、深部体温を下げ作業に臨みましょう。また体調の異変を感じたら無理をせず、早めの対策を取り深刻な状態を回避しましょう。

Man and Woman in cool roomby Firefly

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様々な対策をとっていても熱中症を発症する危険性があります。

「のどが渇いたと思った時にはもう熱中症になりかけていて遅い」と言いますが 主観的な判断だけでは熱中症の兆候を察知するのは非常に難しいのが現実です。

「Me-mamo」なら、ヘルメットにセンサーを取り付けるだけで外気温と温度、さらには装着者のひたい温度を測定。熱中症リスクが高まると音と光でアラートを発報し、早期対応を促します。

また、本人だけでなく周囲で働く仲間にもアラートでお知らせをするので、お互い見守ることができます。

 

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