6月 2022

安全対策をデータで分析する

熱中症や転落事故のような労災対策は、建設業や製造業にとって 最も優先させるべき取り組みの一つです。

しかし、作業者の体調や現場の環境は組織によって大きく異なり しかも複雑化してきています。

本記事では、近年でますます困難になっている安全対策や労災の分析を 客観的かつ適切に行うための手法についてご紹介します。

 

安全管理の分析に必要なデータ

作業者自身のデータ

作業者自身の体調の管理を行うための肉体的又は精神的なデータです。
アンケートや体温測定がこれに該当します。
作業者一人一人によって結果が異なるため、組織や現場で一元管理する事は困難です。
また作業者自身に起因する問題もあるため、客観的なデータを取得する事も困難です。

作業者周囲の環境データ

現場の気温といった作業環境や、作業工数、作業内容の安全性等のデータです。
組織や現場の管理者でまとめて管理可能なデータですので、作業者自身のデータよりは分析しやすいと言えます。

定性分析と定量分析

定量分析とは

指標が定まった数値データを用いて分析する手法です。
安全管理の場合では、作業時間や体温のような具体的な数字で表記されたデータが該当します。
なお、体調に問題がないか(1~5)といったアンケート結果は数値ではありますが
指標が定まった数値でないため定量分析に該当しません。

定性分析とは

数値で表さないデータを分析する手法です。
体調に問題はないかというアンケート、作業内容が該当します。
データが感覚やイメージ、回答者の性格に左右されるため 分析的手法としては正確性に欠けます。

適切なデータ分析を行うには?

収集するデータの意味を理解する

以下のような分析案件をよく聞きます。

 

作業者の心拍数データから熱中症の課題を分析してくれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この事例の場合、「心拍数データは熱中症と相関関係にあり、熱中症の要因は心拍数データ以外存在しない。」
という前提のもので分析する事になります。

 

しかし上述の通り、安全管理分析には作業者自身のデータ(心拍数)の他にも
環境に関係するデータ(気温等)も必要になります。

 

ここで問題なのは、環境に関するデータを測定していない事ではなく
「環境に関するデータを除外しても分析できる」理由を考慮していない点です。

 

例えば、「気温が高くなると心拍数も上昇する」という仮説前提でデータを収集するのであれば
本当に心拍数のみで適切な分析を行えるか心拍数のみで分析するにはどのようなデータ取得方法にすべきか
じっくりと検討する必要があるでしょう。

 

間違っても「手元にあるデータが心拍数しかないから」という理由だけで、他のデータを除外してはいけません。

合計値や平均値の扱いに注意する

合計値や平均値は一つ一つのデータを無視します。

例えば以下の表のような2つ現場のデータは、データ一つ一つが異なっていても、合計値は同じになってしまいます。

データの合算値は、仮説を得るまでの傾向の一つというに認識を留めておきましょう。

  作業者A 作業者B 作業者C 作業者D 合計
現場1 1 4 1 5 11
  作業者E 作業者F 作業者G 作業者H 合計
現場2 2 3 3 3 11

個別のデータで分析する

データは原則、個別に分解したものを活用します。
先の例は合計値を記載してありますが、「現場1と現場2のリスクは同程度である」という結論にしてはなりません。
作業者個別のデータでは作業者ごとで異なったリスクが発生しているからです。

 

上記事例の場合、「現場1では特定の作業者の数値が高く、現場2では全員が同程度」であり、「何故、現場1のみ特定の作業者が数値が高くなるのか?現場2と比べて現場1は環境に問題あるのか?または作業者個人の問題なのか?」という分析が適切な分析になります。

組織や現場ごとの合算値や平均値を適切に扱う

上記のような作業現場が2つしかない場合では、作業者の個別データを比較しやすく、分析結果は容易に得られます。
しかし、無数の現場が存在する場合、個別のデータを比較する事は容易ではありません。
そこで現場毎の合算値や平均値を使い、現場毎の傾向を掴む事が必要になります。

 

ここで重要なのは、あくまで**合算値や平均値は、「傾向や仮説を掴むためのきっかけに過ぎない」**と認識することです。
合算値から傾向や仮説を得たら、必ず個別データの深掘り分析(ドリルダウン)を行いましょう。

定量分析と定性分析を組み合わせる

データ分析は客観的な指標に基づく定量分析で行う事が原則です。
しかし、数値化できるデータは限られております。
上記の現場1のBさんやDさんの数値が高い理由に至るまでは多くのデータが必要になります。

 

しかし、定量分析では取得できるデータに限りがあります。
「熱中症リスクの分析には飲酒のデータが必要ではないか?」という仮説を立てたのであれば
心拍といった定量分析に加え、アンケートのような定性分析も適切に組み合わせる必要があります。

一人で分析しない

分析は何らかの仮説前提をもとに行います。
そして仮説、検証、再仮説を繰り返す事で問題点の発掘に至ります。
この仮説⇔検証の繰り返しの数が多いほど分析の精度は向上します。

 

安全管理部門や経営者、現場管理者といった立場の異なるメンバーが意見交換する事で
より精度の高い分析が可能になります。

分析に適したDXツールとは?

大規模な組織や現場の労災や安全管理を定量的に行うためには、最新のIT技術を駆使したDXツールが書かせません。
適切な分析を成し遂げるためのDXツールには以下の条件が必要と言えるでしょう。
  • 分析に至るまでの何らかの仮説に基づいた定量的データを取得できる。
  • 定量的データは、作業者自身に関するデータと作業環境に関するデータを各々1つ以上取得できる。
  • 現場や組織ごとの合算値から作業者の個別データへの切り替えが、容易かつ瞬時に可能。
  • 組織や現場が階層ごとに管理可能で、分析に応じた切替が容易。
  • 定性的データも取得可能であり、定量×定性を組み合わせた多次元的な分析が可能。
  • 異なる部門や協力会社でリアルタイムのデータを共有できる。

まとめ

安全管理や労災を客観的に分析するコツと注意点をご紹介しました。
データを取得するDXツールはデータを取得する事自体が目的になりがちですが
上手に分析する事で現場の改善につながります。

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熱中症と安全配慮義務

熱中症は絶対に減らせる労災。

でも、主観的判断で十分、と対策費用の投資に二の足を踏んでしまっている。

そんな経験はございませんか?

 

しかし、熱中症は企業として対策を講じなければならない疾病です。

企業は熱中症から、従業員を守らなくてはいけません。

企業がすべき熱中症予防対策と熱中症に関する法令のあれこれについて説明します。

安全配慮義務とは

まず、大前提として「安全配慮義務」という言葉を聞いたことがあると思います。

安全配慮義務は、従業員が安全かつ健康に労働できるようにするため、企業が負う義務のことです。

2008年に施行された労働契約法第5条によって明文化されています。

 

施行時は、労災によるケガなどで安全配慮義務違反が問題になっていました。

近年では、セクハラやパワハラによる安全配慮義務違反の有無が問題になっています。

 

労働基準法施行規則第35条で、労災の対象となる疾病が定められています。

熱中症もそのなかに規定されています。

 

厚生労働省の通達では「体温調節機能が阻害されるような温度の高い場所」での業務中に

熱中症を発症すると労災に認定されます。

熱中症予防対策に関する通達

過去に厚生労働省は熱中症予防対策における通達をし、警鐘とその対策を発信しています。

 

平成8年「熱中症の予防について」

 

平成17年「熱中症の予防対策におけるWBGT値の活用について」

 

平成21年「職場における熱中症予防マニュアル」

https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei33/

 

この通達の中で共通して下記5点の措置を取るべきとしています。

 

①作業環境管理  

・WBGT値を測定し、温度・湿度の低下に努める  

・作業場所の近隣に冷房を備えた、もしくは涼しい休憩場所を設ける

 

②作業管理  

・休憩時間を確保し、暑熱環境で作業を行う場合連続して行う時間を短縮する  

・暑熱環境で作業者を作業させる場合、暑熱順化期間を設け該当作業を行うよう努める   

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③健康管理  

・労働安全衛生規則に基づき、年に1回の健康診断の受診を義務付ける  

・作業前に作業者の健康状態を確認するとともに、現場巡視を頻繁に行い   

 作業者の健康状態を留意させる

 

④労働衛生教育  

・暑熱環境での作業の際、熱中症の症状、予防法、応急処置、事例など労働衛生教育を行う

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⑤救急処置  

・熱中症にあらかじめ備え、緊急連絡網を作成し関係者に周知する  

・体を冷やす、水分・塩分の摂取を行い必要に応じて医師の診断を受けるなどする

 

上記のような措置を取っていない場合、安全配慮義務の違反になる可能性もあるため 注意が必要です。

実際の判例

平成28年 造園業

造園業者に勤務する34歳男性が、真夏の炎天下に剪定作業を行っていたところ 熱中症により死亡した事案。

慰謝料2,500万円、逸失利益1,680万円を認定し、労働者側の持病などを考慮し 結果 

会社に3,600万円の賠償責任があるとしました。

環境整備

話は逸れましたが、熱中症による労災も例外ではなく、しっかりと対策を取らないと 違反する可能性があります。

 

例えば現場の職場環境だと

・適切な温湿度で作業出来るよう作業場所を整備し、適度に暑さを我慢させない。

・朝礼などで従業員に対し水分

・塩分補給を促す。

・室温を24~26℃に設定した涼しい休憩場所を整備する。

 

など、職場環境を整備する義務があります。

参考までに…

一般的に熱中症になった場合ですが下記のような費用が発生します。

【熱中症の治療費(1泊2日)の例】

・救急救命センターに2日間入院:     53,000円

・包括治療費:                                   28,000円

・初診料:                                          4,000円

熱中症治療費の合計は…

合計       85,000円

※加入している保険によっても変動します

 

作業者同士の声掛けと1日の水分補給のドリンク1,000円ほどを考えると

非常に高い出費ですね。

まとめ

熱中症は企業が取り組まなければならない問題です。

安全配慮義務自体、作業者を守るものであり健康被害を生まないということが重要です。

 

熱中症患者が出ると弊害として現場がストップしたり

労働災害防止計画の見直しなど 見えない工数が降りかかってくることになります。

 

会社として従業員が働きやすい環境を整備し 労災から作業者を守りましょう。

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熱中症予防に効果のある食べ物

暑さに負けて夏バテしていませんか?

ダルくて食べられなくなると栄養が足りずに熱中症になりやすくなります。

今回は熱中症対策に効果的な食べ物について紹介していきます。

ビタミンC

強力な「抗酸化作用」があります。

体内で増えると細胞の機能を低下させ老化を促す活性酵素の作用を無効化にしてくれます。

疲労回復効果・免疫機能の向上の効果があり夏の暑さ疲れに最適です。

ビタミンCは汗や尿で毎日失われていくため、日々の食事らか小まめに取り入れる事が大切です。

ビタミンCを含む食べ物

  • アセロラ・パセリ・焼きのり・ピーマン・キウイ・すだち・ブロッコリー・ほうれん草
    さやえんどう・ゴーヤ・レモン・イチゴ・オレンジなど

ビタミンB1

炭水化物(糖質)をエネルギーに変えるのを助けてくれる働きがあり、疲労回復にも役立ちます。

不足すると倦怠感、食欲不振、むくみがでることがあります。

ビタミンB1を含む食べ物

  • 豚肉・パン酵母・マイタケ・ゴマ・大豆・落花生・うなぎ・わかめなど

ビタミンB2

タンパク質、糖質、脂質の三大要素(特に脂質)をエネルギーに変える手助けする働きをします。

またお肌の生まれ変わりを促進して健康を保ちます。

不足すると口内炎ができたり、にきびや吹き出物など肌荒れがおきます。

ビタミンB2を含む食べ物

  • 鮭・鮎・豚肉・味噌・鶏肉・パプリカ・わかめ・抹茶・干し椎茸・アーモンド
    大豆・ チーズ・ウニ・魚肉ソーセージ・ズワイガニなど

クエン酸

疲労回復、肉体疲労軽減、美容効果があります。

また、汗と一緒に流れて不足してしまいがちなミネラルの吸収を高めてくれます。

不足すると代謝が下がり、疲れやすくなります。

クエン酸を含む食べ物

  • 梅干し・レモン・グレープフルーツ・キウイ・パイナップル・お酢など

他効果的な食べ物

塩分補給や疲労回復に効果的な食べ物

例えば...

塩こんぶ

塩こんぶは塩分やミネラルが豊富!

梅干し

梅干しは塩分やミネラルの補給+疲労回復効果あり!

浅漬け

浅漬けは野菜の水分と適度な塩分を補給!

酢は健康的な身体作りに最適!疲労回復効果もあり!

 

 

健康的にバランスのいい食事をとることで熱中症になりにくい 体作りをして今年の夏も乗り切りましょう。

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アルコール・カフェインがもたらす熱中症リスク

アルコール・カフェインがもたらす熱中症リスク

暑い季節になりますと、キンキンに冷えたビールが恋しくなってきますね。

わたしはついつい深くまで飲んでしまうことが増えてしまいます。

二日酔いになりやすい季節と言っても良いかもしれませんね。

この二日酔いになりやすい季節は、熱中症になりやすい季節でもあるような。

もしかして。。。二日酔いが熱中症の原因では???

 

今回はビールに含まれるアルコールと、コーヒーやお茶に含まれるカフェインの

熱中症との関係について説明していきます。 

アルコールによる影響

アルコールを飲むことで脱水症状になりやすくなる理由が2つあります。

①アルコールによる利尿作用

ビール含めアルコール飲料は飲めば飲むほど利尿作用が働き、尿が出ます。

アルコールを飲んだ以上に水分が尿となって出ていってしまいます。

特にビールは利尿作用が強く1リットル飲むと1.1リットル水分が出ていくと言われています。

アルコール飲料だけを飲んで、おしっこの回数が増えると

体内では 脱水症状が起きてしまうということになります。

 

さらに、深酒は眠りが浅く寝不足になりがちです。

そのため、疲労がとれず 熱中症にかかりやすい体調になってしまいます。

②アルコール分解の為の水分

飲んだアルコールを分解するためには水分が必要です。

アルコールは体内で分解され最終的には水と二酸化炭素になりますが その過程で水を必要とします。

ちなみに、アルコールを分解する過程でできるアセトアルデヒドが蓄積すると 二日酔いの原因になります。

カフェインによる影響

コーヒーなどカフェインの多い飲み物も利尿作用が働くと言われています。

熱中症対策で水分補給のためにカフェインの多い飲み物を取ると

おしっこの回数が増え逆効果と言えますね。

 

脱水症状は、汗を大量にかくことだけでなく、おしっこの回数も原因となっているのです。

脱水症状となると熱中症にかかるリスクが高まります。

まとめ

猛暑での作業、運動、スポーツをされる前日には深酒を控え、十分な睡眠をとりましょう。

適切な飲み物(スポーツドリンクやOS1等)を取り、 脱水症状で熱中症にならないように心がけましょう。

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年齢、体格、男女差で熱中症リスクは変わるのか?

6月になり梅雨に入りました。
今年はラニーニャ現象の影響で梅雨明けが早くなる可能性があります。
人によって暑さに強かったり、弱かったりがありますが
今回は年齢、体格、男女差で熱中症リスクが違うのか?、説明したいと思います。

年齢による影響

気温や湿度の高い日は熱中症に注意すべきです。

その中でも、年齢によって注意する必要があります。

乳幼児や高齢者も注意が必要です。

乳幼児は、体温調節機能が発達しておらず自分で体温調節が出来ません。

高齢者も暑さやのどの渇きを感じにくくなります。

水分が不足しやすくなることから脱水症状になる恐れがあります。

 

 

体格による影響

もう一つ要注意なのは肥満もしくは太り気味の方です。

脂肪細胞は熱を蓄えやすく逃がしにくい特徴があります。

一度体温をため込んでしまうと体温が下がりにくくなりますので注意が必要です。

男女別の熱中症死亡者数

グラフは1968年~47年間の男女別・年代別熱中症死亡者数のグラフです。

男性では0~4歳、15歳~19歳、55歳~59歳、80歳前後。

女性では0~4歳、80~84歳に熱中症のピークがあります。

10代~60代では男性の方が熱中症で亡くなる人の数が多くなっています。

この理由としては、男性の方が青年期のスポーツの時、激しい運動を行っていたり

中年期にかけては仕事による身体への負担が大きいためだと考えられます。

 

本当に熱中症の男女差はあるのか?

「暑い時期に熱中症対策を行っているか」についてアンケートが実施されています。
熱中症対策を行っていると回答した割合

・女性が79.2%

・男性は67.6%
男性の約3人に1人が対策をしていないことがわかりました。

 

さらに、実際に行っている対策について 「帽子を着用」、「日陰を歩く」、「外出・運動を控える」、「日傘を使用」など

日差しを避けるための項目で男性は女性より大幅に少ない傾向です。

「水分をこまめにとる」、「扇風機・エアコンを使用」でも男性は女性を大きく下回っています。

 

男性の方が、熱中症死亡者数が多い背景として、熱中症対策に対する意識の低さがあると 見受けられます。

最近では日傘をさす男性も少しづつ増えてきました。

男性だから、女性だからといった差は無くなってきたのかもしれません。

まとめ

熱中症対策の取組が男性の方が少なくは有りますが
熱中症への耐性は変わらないものと思われます。
多少男性の方が体力があったり、女性の方が忍耐力があるなど個体差はあるかもしれません。

 

ただし、年齢については高齢になるほど代謝も下がり熱中症になりやすくなりますので
油断は禁物です。

 

体格についても、肥満気味だと脂肪は熱を蓄えやすく逃がしにくいので

熱中症になりやすくなります。

 

共通していえることは、少しでも体調がおかしいなと感じたときは
涼しい場所で休息を取り、からだをしっかり冷やすようにしてください。

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ラニーニャ現象で夏が暑くなる?

ラニーニャ現象とは?…

ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から 南米にかけて海面水温が平年より低くなる現象です。

その影響で西太平洋の水温が上昇し西大西洋熱帯付近で積乱雲が 活発になります。

その結果、太平洋高気圧と例年より北側に張りだす事で 日本付近では、夏季に気温が高くなります。

また、沖縄・奄美地方は南からの湿った空気の影響を受けて降水量が多くなる傾向があります。 

 

 

過去のラニーニャ現象の夏は?

では、過去のラニーニャ現象の夏はどうだったのでしょうか。

2020年夏

2020年の夏は全国的に高温・多雨の夏となりました。

7月には西・北日本で記録的豪雨となりました。

静岡県浜松市では歴代最高気温と1位タイとなる41.1℃の気温を記録しました。

2010年夏

2010年の夏は全国的に気温が高い夏となりました。

都市化の影響の少ない全国17地点の気象台などで平均した平均気温が

1898年以降113年間の中で第1位の高い記録となりました。

今年の夏は…

5月12日に気象庁が発表したエルニーニョ監視速報では

春に収束するとみられたラニーニャ現象が長引く可能性が高まり夏まで長引く見込みです。

ラニーニャ現象が8月まで長引く可能性が70%と非常に高く猛暑となる予想です。

 

早いうちから、体を暑さに慣らし熱中症になりにくい体作りをしましょう。

 

出典:ウェザーニュース

 

 


ウェザーニュース https://weathernews.jp/s/topics/202205/120145/

気象庁 https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/index.html

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熱中症と深部体温の関係って…

6月も中旬を迎え梅雨入りしました。

梅雨の時期は、ジメジメしていて汗がかきにくくなるので

体が熱を溜め込みやすくなってしまいます。

 

熱を溜め込むと体の中心温度が上昇します。

今回は、熱中症と深部体温の関係について説明したいと思います。

熱中症と深部体温の関係

熱中症とは、「からだの体温調節機能が正常に働かなくなる事」により引き起こされます。

体温調節機能が働かなくなり、体内に熱がこもって体温が異常に上昇する事で熱中症は起こります。

熱中症のメカニズムについてはこちら

深部体温

そこで熱中症対策のヒントとなるのが、今回説明する「深部体温」になります。

人の体温は大きく2種類に分けられます

・皮膚の表面の温度「皮膚温

・脳や内臓の機能を守る為に常に一定に保たれている温度「深部体温

 

皮膚温に比べ、深部体温はからだの中心にあり外気温による影響は受けにくいです。

通常、深部体温は皮膚温よりも1℃程高い37℃前後で一定に保たれています。

しかし、体温調節機能がうまく働かなくなり37.5℃以上の高温状態が続くと熱中症を発症します。

熱中症を予防するためには深部体温のオーバーヒートを未然に防止する事が大切になります。


しかし深部体温は身体の中心にありますので、計測する事が困難です。

正確に計測するためには、直腸・膀胱・鼓膜・血液などで計測しなければならず

病院で計測出来ても、お仕事中はとても難しい…。

深部体温を調整できるようにする体作り -暑熱順化-

熱中症になりにくい体作りをするにあたって

「暑熱順化」という言葉があります。

汗をかきやすくし、体を暑さに慣れさせる事です。

汗をかきやすくすることで体が熱を発散しやすくなり熱中症になりにくくなります。

 

では、どうすれば暑熱順化することができるのか...。

とても簡単です。日常的に2つの事を実践してみてください。

 

①日常から屋外で運動する。

ほんのちょっと「きついな」と感じる程度の運動を週末などに30分ほど続けてみましょう。

からだが体温調節の仕方を思い出し熱中症になりにくいからだづくりが出来ます。

②入浴する。

40℃ぐらいの湯舟に10分ほど浸かるようにしてみましょう。

汗腺がひらくことで汗をかく準備ができます。

また湯舟につかることで深部体温が上昇し血管が拡張する事で

体温調節機能を鍛えることが出来ます。

つかりすぎてのぼせないように気を付けてください。

深部体温を下げる取り組み

深部体温を下げる取り組みの中で最も簡単なのは冷水につかる事です。

全身を冷水につける事で体温を全体的に下げることができます。

 

…しかし、現場で冷水の浴槽を準備して体をつけることはほぼ不可能...。

そんな場合は、首から太ももにかけての体幹を冷やすようにしてください。

冷たい飲み物を飲むことも有効です。
冷たい飲料を飲むことで、体内から冷やすことで深部体温を下げることができます。

 

他にも保冷剤を握ったり、冷水に足をつけるなども有効です。

手や足を冷やすことで深部体温を下げることもできます。

手や足先の末梢血管を冷やすことで冷えた血液が体をめぐり

深部体温を下げることができます。

 

 まとめ

最後に、熱中症と深部体温の関係についてのまとめになります。

・深部体温は通常37℃前後

・37.5℃以上が続くと全身のけいれんや意識障害等熱中症の症状が現れます。

 ↳深部体温が高い状態が続く場合は、すぐに医療機関に搬送する事。

・深部体温を意識的に下げる取り組みをする。

 ↳首から太ももにかけての体幹部分の冷却

 ↳冷たい飲料を飲むこと

 

「深部体温を下げる事」は効果的な熱中症対策に繋がります。

深部体温の上昇を
しっかり抑える!
しっかり下げる!取り組みを行ってください。

熱中症は身体の中心の熱から起こる事を理解し 是非とも効果的な熱中症対策に繋げて下さい。

 

 

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熱中症のメカニズムと対策

 ゴールデンウィークが終わり気温が20℃超える日も多くなってきました。

WBGT(暑さ指数)では、5月の気温・湿度は注意レベルになります。

これからの季節、より注意をしなくてはならないのが「熱中症」!

知ってるようで知らないそのメカニズムについて今回は解説していきます。

熱中症のメカニズムと対策

 熱中症はなぜ起こるのか。 熱中症が起こる条件は「環境」「からだ」「行動」によるものが考えられます。

「環境」・・・ 温度、湿度、風向き、ひなた/日かげ など

「からだ」・・・ 高齢/幼児、持病がある、風邪ぎみ など

「行動」・・・ スポーツなど激しい運動、屋外作業 など

人は環境に対応するために、体温調節機能を持っています。

気温が体温より高くなると発汗する事でからだの熱を下げる行動を起こします。

 

 しかし、湿度が高かったり激しい作業や運動によってからだに熱が蓄積されていくと

体温を逃がすことが出来なくなり熱中症を引き起こします。

体温調節機能が限界を超えるのが熱中症です。

スマートフォンのような端末が性能以上の働きをすると発熱して電源が落ちるような状態ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 熱中症とは体のオーバーヒート状態の事です。

また、熱中症は症状によっては後遺症が残ったり、死に至る可能性もあるので 甘く見てはいけません。

では、熱中症にならないようにするためには何をすればいいか…。

有効的な対処法を5つ紹介します。

1、休憩の確保

こまめな休憩を取り体温が上がりすぎないようにしましょう。

疲れていたり体調の悪いときは無理をせず、涼しい場所で休憩を取るようにしましょう。

2、暑熱環境の順化

暑熱順化とは体を暑さに慣れさせる事をいいます。 暑熱順化を行う事で、血液量や汗の量が増加します。

すると体温の上昇が抑制され、体温調節機能の改善につながります。

日頃から体を動かし体力を増強したり汗をかく習慣をつけましよう。

3、こまめな水分/塩分の摂取

定期的な水分/塩分補給のできる様な環境を作りましよう。

水分補給の際は水だけでなく、ミネラル、塩分などを同時に摂取するように意識をしましよう。

4、服装の工夫

衣服を工夫して暑さを調整しましよう。 通気性に優れた生地が良いでしょう。

下着も含め通気性や吸水性、速乾性に優れた素材を選びましょう。

5、睡眠環境を快適に保つ

通気性や吸水性の良い寝具を使用し、エアコンや扇風機での温度調節を行い 快適な睡眠環境を整えましょう。

睡眠時にも脱水症状になり熱中症になります。

快適な環境でぐっすり眠ることで体調を整え、翌日の熱中症を予防しましよう。

まとめ

 日常から気を付けられる行動を意識して行うことで 熱中症になる可能性はグッと下げることができます。

日頃の生活を見直し、熱中症に強い健康的な体作りを行って2022年の暑い夏に備えましょう。

 

 

 

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