アルコール・カフェインがもたらす熱中症リスク
暑い季節になりますと、キンキンに冷えたビールが恋しくなってきますね。
わたしはついつい深くまで飲んでしまうことが増えてしまいます。
二日酔いになりやすい季節と言っても良いかもしれませんね。
この二日酔いになりやすい季節は、熱中症になりやすい季節でもあるような。
もしかして。。。二日酔いが熱中症の原因では???
今回はビールに含まれるアルコールと、コーヒーやお茶に含まれるカフェインの
熱中症との関係について説明していきます。
アルコールによる影響
アルコールを飲むことで脱水症状になりやすくなる理由が2つあります。
①アルコールによる利尿作用
ビール含めアルコール飲料は飲めば飲むほど利尿作用が働き、尿が出ます。
アルコールを飲んだ以上に水分が尿となって出ていってしまいます。
特にビールは利尿作用が強く1リットル飲むと1.1リットル水分が出ていくと言われています。
アルコール飲料だけを飲んで、おしっこの回数が増えると
体内では 脱水症状が起きてしまうということになります。
さらに、深酒は眠りが浅く寝不足になりがちです。
そのため、疲労がとれず 熱中症にかかりやすい体調になってしまいます。
②アルコール分解の為の水分
飲んだアルコールを分解するためには水分が必要です。
アルコールは体内で分解され最終的には水と二酸化炭素になりますが その過程で水を必要とします。
ちなみに、アルコールを分解する過程でできるアセトアルデヒドが蓄積すると 二日酔いの原因になります。
カフェインによる影響
コーヒーなどカフェインの多い飲み物も利尿作用が働くと言われています。
熱中症対策で水分補給のためにカフェインの多い飲み物を取ると
おしっこの回数が増え逆効果と言えますね。
脱水症状は、汗を大量にかくことだけでなく、おしっこの回数も原因となっているのです。
脱水症状となると熱中症にかかるリスクが高まります。
まとめ
猛暑での作業、運動、スポーツをされる前日には深酒を控え、十分な睡眠をとりましょう。
適切な飲み物(スポーツドリンクやOS1等)を取り、 脱水症状で熱中症にならないように心がけましょう。
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