Q.突然ですが質問です
熱中症になったらどこを冷やしますか?⌚…
首?脇?鼠径部(そけいぶ)?
私は体の「首」という名称のつく部分を冷やしなさいと言われてきました。首、手首、足首とかですね。
最新の熱中症対策は“ 手のひら ”を冷やす事なんです
実は手のひらには「体温調節機能」があったんです。
手のひらには多くの血管、毛細血管が通っています。
また手のひらには動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)という、動脈と静脈の切り替え部分があるんです。
これを英語名でArteriovenous Anastomoses、通称「AVA血管」といい、この血管が体温調節の役割を担っています。
この血管は普段は閉じていますが、体温が上昇すると開通して一度に多くの血液を流し手のひらから熱を逃がします。
それを利用すれば手のひらを冷やすだけで体全体の温度を効果的に下げることが可能なのです。
どうやって冷やす?
AVA血管を冷やすことで体温調節が出来ることが分かりました。
では、どうやって冷やしたらいいのでしょうか?
ポイントは2つ。
ポイント①冷水に手をつける
洗面器や水のためられる容器に10~15℃程度の水をはり、手を手首までつけるだけ。
これでAVA血管を使ったクールダウンが可能です。
ポイント②保冷剤をにぎる
保冷剤は冷却効果が高く、手のひらを短時間で冷やすことができます。また保冷剤は簡単に手に入り、冷蔵庫や冷凍庫で冷やしておけばいつでも手軽に使用でます。持ち運びも簡単で外出先で体を冷やしたい時にすぐに使えます。
実は手だけじゃないAVA血管
実は手だけではなく足にもあるんです。足のAVA血管も手と同じように、洗面器などに水をはり、足首までつけておくだけで熱を逃がしクールダウンが可能です。スポーツ選手がアイスバケツに足をつけているのはこのためだったのです。
また、頬にもAVA血管がありますので頬に保冷剤を当てる事でクールダウンする事も可能です。
クールダウンは他の熱中症対策と合わせるとより効果的です。
・水分や塩分補給
・適度な休憩をとる
・涼しい休憩室を用意する
・ファン付作業服を着用する
・熱中症見守りシステムを活用する、などが挙げられます。
まだまだ暑い8月に備えよう
気象庁の発表では、7月は統計開始以降で月平均気温が最も高くなりました。8月も全国的に気温が高くなる見込みで、厳しい残暑となりそうです。手のひらを冷やすのはもちろん、様々な対策を取り入れて熱中症ゼロを目指しましょう。
<PR>環境や作業者に合わせた熱中症対策をしませんか?
様々な対策をとっていても熱中症を発症する危険があります。
「のどが渇いたと思った時にはもう熱中症になりかけていて遅い」と言いますが 主観的な判断でとても難しいです。
そこでわたし達が提案したいのは「eメットシリーズ」。
「eメットシリーズ」はヘルメットにセンサーを取り付けるだけで外気温と温度、作業者のひたい温度を測定。
客観的に熱中症リスクを割り出し、危険値を超えるとアラーム発報で作業者へ伝えます。
離れて働く従業員を見守れるeMET、チームのみんなに合わせて見守れるMe-mamo、ヘルメットをかぶらない人を見守るeMET+の3種類を用意しておりますので、ぜひご覧ください。
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