各地で毎日のように今年の最高気温が更新され、東京都心でも7月に10回目の猛暑日を記録するなど非常に厳しい状態が続いています。気温と共に湿度も高いため、汗が止まりませんね。
そんな中、夏の天候に大きな影響を与えるエルニーニョ現象について気象庁より発表がありました。日本の気候にも影響を与えるエルニーニョ現象の発表はとても気になりますね。
今回はそのエルニーニョ現象についてみていきましょう。
エルニーニョ現象発生
気象庁は7月10日、世界的に異常気象をもたらす要因となるエルニーニョ現象について
・春からエルニーニョ現象が続いているとみられる。
・今後、秋にかけてエルニーニョ現象が続く可能性が高い(90%)。
と発表しました。
エルニーニョ現象の発生は4年ぶりとなり、今後、秋にかけて続く可能性が90%と高い状態にあります。
引用元:気象庁
エルニーニョ現象とは?またラニーニャ現象との違いは?
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象のことです。
何らかの要因で「貿易風」の東風が平常時よりも弱まり、西部に溜まっていた暖かい海水が東方へ広がり冷たい水の湧き上りが弱まって、海面の水温が高い状態が続きます。
またラニーニャ現象とは、何らかの要因で「貿易風」の東風が平常時よりも強くなり、例年より冷たい水の湧き上がりが強まって、海面の水温が低い状態が続くことをいいます。
引用:気象庁「エルニーニョ/ラニーニャ現象とは」
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino.html
エルニーニョ現象が発生すると日本への影響は?
西太平洋熱帯域の海面水温が低下し、西太平洋熱帯域で積乱雲の活動が弱まります。このため日本付近では、夏季は太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、気温が低く、日照時間が少なくなる傾向があります。また、西日本日本海側では降水量が多くなる傾向があります。
引用:気象庁「エルニーニョ現象が日本の天候へ影響を及ぼすメカニズム」
https://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/data/elnino/learning/faq/whatiselnino3.html
今回のエルニーニョ現象はいつもと違う?
前回2018年の発生時と異なり、今回はラニーニャ現象からエルニーニョ現象に代わるという状態で、ごく稀な気象状況の発生が懸念されています。
エルニーニョ現象が起こると日本は冷夏になることが多いですが、ラニーニャ現象の影響で今年は逆に暑くなる可能性があります。また今年は※スーパーエルニーニョになるのではという見方もあり、熱中症への対策が必須です。
※スーパーエルニーニョとは
気象庁では使用されていない言葉ですが、メディアで広く使われており平年との比較数値が3℃以上になっている状態のことを指すと言われています。
地球温暖化により海にも熱が蓄えられた結果、海の温度自体が高くなり、そこにエルニーニョ現象が起こり、海面水温が高くなることでスーパーエルニーニョになるのではと考えられています。
熱中症対策は待ったなしの状態に
エルニーニョ現象の影響がすぐに起こるわけではありません。
しかし、連日の猛暑日や最高気温の更新など暑い日が続いている状態で、熱中症対策は待ったなしの状態です。水分補給や涼しい場所での休憩を適切に行って、熱中症対策を行いましょう。
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