すでに東京で25℃を記録し、全国的に春から夏へと季節が移り変わろうとしています。
夏を迎えるにあたり気になるのが「熱中症」。
「熱中症」は最悪な場合、死に至ることもありとても危険です。
昨年度の職場における熱中症による死傷災害はいったいどうだったのか、最新情報で確認してみましょう。
2022年夏の暑さは予測どおりに
昨年6月に「ラニーニャ現象で夏が暑くなる?」というコラムを投稿しました。
2022年はラニーニャ現象の影響を受け、暑い夏となりました。
西日本では、6月から8月にかけての平均気温が統計開始以来「1位タイ」を記録したり、東京都心でもこれまでの最多だった年間猛暑日数13日を上回る16日間の猛暑日を記録するなど、とても厳しい夏でした。
(参考:気象庁ホームページ) https://www.jma.go.jp/jma/press/2209/01b/tenko220608.html
2022年職場での熱中症による職場の熱中症トラブルは1.4倍以上に!
職場での熱中症による死亡者及び休業4日以上の業務上疾病者の数(以下合わせて「死傷者数」という。)は2022年に805人となり、うち死亡者数は28人となっています。
職場における熱中症による死傷者数の推移(2018年~2022年)(人)
2018年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
1,178 (28) |
829 (25) |
959 (22) |
561 (20) |
805 (28) |
※2022年の件数は2023年1月13日時点の速報値
※()の数値は死亡者数で有り、死傷者数の内数。
その死亡災害の28件のうち、職場の暑さ指数(WBGT)の把握を確認できなかった事例が24件、また熱中症予防に関する労働衛生教育の実施が確認できなかった事例が25件あり、まだまだ熱中症への理解・対策が不十分だったことがわかります。
(厚生労働省:職場における熱中症による死傷災害の発生状況から抜粋)https://www.mhlw.go.jp/content/11303000/001065029.pdf
<PR>作業者にあわせ、タイムリーに見守るeメット
2022年の結果から、夏の暑さはどんどん厳しくなり、職場での熱中症対策をもっと確実にしていかないと、取り返しがつかないトラブルが増えていくばかりになります。
作業者が広い範囲で作業するため、的確なWBGTが把握できない、また作業者ひとりひとりに合わせた対応や見守り方法などでお困りではないでしょうか。
そこでわたし達が提案したいのが「eメット」。
「eメット」はヘルメットにセンサーを取り付けるだけで外気温と温度、作業者のひたい温度を測定。
客観的に熱中症の危険度を割り出し、危険値を超えるとアラーム発報で作業者へ伝えます。
体調変化をタイムリーに一元管理できるIoTモデル、作業者同士で見守れるMe-mamoの2つを用意。
ご利用になる作業現場を調査しデータを元にしたその現場、そして働く方々にぴったり合った熱中症対策の提案をいたします。