2022年は、異例の早さで梅雨が明け、観測史上初めて6月に40度を超える記録的な暑さが発生しています。
“ダブル高気圧”の到来で、猛暑酷暑になるとの気象庁の予想も出ています。
2022年は厳しい暑さとなりそうですが、例年と比べてどうなのか?
熱中症の発生も多くなるのか?
過去との比較データに基づき、予想してみました。
2018年~2022年の気温変動比較
2018年の夏を覚えていらっしゃいますでしょうか?
「命の危険にかかわる暑さ」「災害級の暑さ」という言葉が連日のように報じられていました。
梅雨が短く、梅雨明けと同時に気温が上昇し、西日本豪雨も発生し多大なる被害をもたらしました。
土砂災害(国道31号)写真提供:国土交通省 中国地方整備局
「過去の気象データ検索」(気象庁)https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.phpを加工して作成
※弊社事業所が滋賀県にあるため、彦根気象台のデーターを基にしています。
2022年の夏は、災害級の暑さや豪雨に見舞われた2018年よりも梅雨明けが早く
暑さに関する記録をすでに更新しています。
・6月に観測史上初の40度超
・過去最短の梅雨
・6月25日に過去最も早い猛暑日を観測
・7月3日に東京都心は9日連続猛暑日で過去最長記録
・6月27日から7月3日までの1週間で“熱中症で搬送”過去最多
そのことから、2022年は記録的な猛暑になることが予想されます。
職場における熱中症発生予想
「全国(13地点平均)の猛暑日の年間日数」(気象庁)https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.htmlを加工して作成
※2022年予測は弊社の見解・分析であって、気象庁の予測ではありません。
「令和3年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/content/11303000/000900477.pdf を加工して作成
※2022年予測は弊社の見解・分析であって、厚生労働省の予測ではありません。
2つのグラフを見比べてみてください。
猛暑日が多いと職場における熱中症による死傷者数の発生数も多くなる傾向が見られます。
上述の通り、今年の暑さは厳しいと予想され、観測史上最多の猛暑日を記録する可能性があります。
それに伴い、熱中症の発生も多くなると思われます。
職場での熱中症対策は万全でしょうか?
企業は熱中症から、従業員を守る責任があります。
まとめ
2022年は災害級の暑さと言われた2018年を超える酷暑となる恐れがあります。
例年以上に熱中症に警戒が必要です。
現状の熱中症対策を見直し、万全の体制が整っているか確認しましょう。
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