熱中症を学ぶ

熱中症のメカニズムと対策

 ゴールデンウィークが終わり気温が20℃超える日も多くなってきました。

WBGT(暑さ指数)では、5月の気温・湿度は注意レベルになります。

これからの季節、より注意をしなくてはならないのが「熱中症」!

知ってるようで知らないそのメカニズムについて今回は解説していきます。

熱中症のメカニズムと対策

 熱中症はなぜ起こるのか。 熱中症が起こる条件は「環境」「からだ」「行動」によるものが考えられます。

「環境」・・・ 温度、湿度、風向き、ひなた/日かげ など

「からだ」・・・ 高齢/幼児、持病がある、風邪ぎみ など

「行動」・・・ スポーツなど激しい運動、屋外作業 など

人は環境に対応するために、体温調節機能を持っています。

気温が体温より高くなると発汗する事でからだの熱を下げる行動を起こします。

 

 しかし、湿度が高かったり激しい作業や運動によってからだに熱が蓄積されていくと

体温を逃がすことが出来なくなり熱中症を引き起こします。

体温調節機能が限界を超えるのが熱中症です。

スマートフォンのような端末が性能以上の働きをすると発熱して電源が落ちるような状態ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 熱中症とは体のオーバーヒート状態の事です。

また、熱中症は症状によっては後遺症が残ったり、死に至る可能性もあるので 甘く見てはいけません。

では、熱中症にならないようにするためには何をすればいいか…。

有効的な対処法を5つ紹介します。

1、休憩の確保

こまめな休憩を取り体温が上がりすぎないようにしましょう。

疲れていたり体調の悪いときは無理をせず、涼しい場所で休憩を取るようにしましょう。

2、暑熱環境の順化

暑熱順化とは体を暑さに慣れさせる事をいいます。 暑熱順化を行う事で、血液量や汗の量が増加します。

すると体温の上昇が抑制され、体温調節機能の改善につながります。

日頃から体を動かし体力を増強したり汗をかく習慣をつけましよう。

3、こまめな水分/塩分の摂取

定期的な水分/塩分補給のできる様な環境を作りましよう。

水分補給の際は水だけでなく、ミネラル、塩分などを同時に摂取するように意識をしましよう。

4、服装の工夫

衣服を工夫して暑さを調整しましよう。 通気性に優れた生地が良いでしょう。

下着も含め通気性や吸水性、速乾性に優れた素材を選びましょう。

5、睡眠環境を快適に保つ

通気性や吸水性の良い寝具を使用し、エアコンや扇風機での温度調節を行い 快適な睡眠環境を整えましょう。

睡眠時にも脱水症状になり熱中症になります。

快適な環境でぐっすり眠ることで体調を整え、翌日の熱中症を予防しましよう。

まとめ

 日常から気を付けられる行動を意識して行うことで 熱中症になる可能性はグッと下げることができます。

日頃の生活を見直し、熱中症に強い健康的な体作りを行って2022年の暑い夏に備えましょう。

 

 

 

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