熱中症を学ぶ

暑さの耐性がリセットされる⁉お盆休み明けは熱中症に要注意!

お盆休み明けは熱中症リスクが高まります。

それには「暑熱順化」と言われる体の仕組みが大きく関係しています。

 

今回は、暑熱順化についてとお盆休み明けの熱中症を防ぐ対策について解説します。

 

暑熱順化とは?

体が暑さに慣れることです。

暑さに強い体を作ることで熱中症のリスクを減らすことができます。

 

暑熱順化は体のラジエター(放熱)機能を高める

アセット 1

暑熱順化すると体に4つの変化が起こります。

(1)発汗量が増える
(2)汗に含まれる塩分濃度が低下する
(3)皮膚血管が拡張する
(4)循環血液量が増加する

 

汗や血流が増加することで体から熱を逃がしやすくなるのです。また、汗に含まれる塩分が少なくなることで脱水しにくくもなります。

アセット 2

暑さに順化するには1週間~10日かかります。そのため、暑い環境に少しずつ体を慣らしていくことが必要です。

一度暑さに順化しても、長期休暇などで暑さから数日遠ざかるとその効果は元に戻ってしまいます。

そのため、気温が急激に上昇する時期や休み明けの時期には熱中症のリスクが高まるので特に注意しましょう。

 

✓ 湿度・温度の高まる梅雨入り・初夏・梅雨明け

✓ お盆休み明け

 

深部体温に関連する記事はこちら

熱中症と深部体温の関係って…

暑さに強い体を作る・維持するには?

ポイントは汗腺の働きを活性化し、上手に汗をかける体を保つことです。
→汗をかくトレーニング!!

  ・ ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動

  ・ 入浴で湯船につかる

  ・ 冷房を控えめにする

 

いずれの場合でも、適切な水分補給を行いながら、無理のない程度に行ってください。

まとめ

暑さに慣れた体でも長期連休で仕事から数日離れてしまうと、暑熱順化がリセットされてしまい、熱中症にかかりやすくなります。

連休前と同じペースで作業するのではなく、無理をしないで徐々に暑い場所で作業するようにしてください。
夏も後半になると、連日の暑さによる疲れも溜まってしまいますので、水分と休憩をしっかり取り体調管理を怠らないようにしましょう。

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